リゾートバイト備忘録

筆者と申します。日々の仕事や人との触れ合いで思ったことを適当に綴っていきます。

映画 バクマン。 感想

筆者です。


今更ですがバクマンを見ました


もともとホテルの漫画コーナーにバクマンは全巻置いてあったのですが

1巻を読んだ時点で私的にはあまり好みじゃなさそうだなと思い、読むことをやめてしまったのですが

好きな人がこれを好きだと言っていたので
内容だけでも知りたいと思いNetflixで映画を視聴することにしました


映画「バクマン。」は2015年に大根仁監督の手により公開された作品でサカナクションが歌っている主題歌
新宝島」と一緒に話題になっていました


いざ視聴してみるとこれが私にとっては映画を選んで大正解で


まず漫画を読んでつまづいたのが
主人公の真城最高は1巻の時点では中学3年生なのですが

とても現実主義でどこか冷めた目線を持っているタイプで

パートナーである秋人の言う「あいつは頭が良い」
とか「小豆は成績をわざと真ん中くらいになるようにしていて、それが品の良さだ」

などと言った抽象的な発言に対しては一切疑問を持たないという点に違和感を感じていて

かつお互いを「お前やっぱり頭良いな」みたいな
言い回しの褒め合いが私にはキツく感じてしまって


登場人物の心情が私的には中学3年生というよりかは




何も知らないくせに全てを知った気でいる大学生




のように思いました



しかし映画では

このような言い回しを過剰とも思えるくらいの表情、動き、言い方を使いながら表現しており
パフォーマンス感を強めることで


演劇に近いような感覚で見ることができ
漫画を読んだときに思ったどこか気持ち悪さみたいなものがだいぶ和らいでいました


更に小豆と最高が許嫁の約束をするシーンも
なぜこんなに現実主義の主人公が都合のいい恋愛をするのか甚だ疑問だったのですが


映画では恋愛要素のあるシーンはほとんど使われていなくて私が違和感を感じていた部分はほぼないように
感じました


ジャンプ漫画のテーマである
「友情、努力、勝利」にもすごく寄り添った作品となっており

見る人の心を踊らせてくれるとても面白い作品だと私は思います


特に私が一番好きだったのは
エンドロールの作り方で
バクマン。という漫画をテーマにした作品だからこそできると思えるおしゃれなエンディングは是非みなさんに一度見ていただきたいなと思います


映画「バクマン。
とてもおすすめです






ではまた